森田薬王堂薬局 の ショッピング

コンドロイチンは、今から140年以上前の1861年(日本の年号でいうと文久元年!)にドイツの化学者フィッシャーによって牛の軟骨から発見された物質です。
発見されてしばらくは、その構造の複雑さゆえに、私たちの身体の中でどのような役割を担っているのかについてはよく分からず、謎の多い物質とされてきました。
しかし近年、コンドロイチン研究は大きな発展を遂げ、膝関節における働きをはじめとした生体内におけるさまざまな機能が次々と明らかにされ、今日では生命維持に必須の物質として認識されています。

変形性膝関節症に対するこれまでの保存療法、薬物療法、手術療法の3つの治療のアプローチは、長い間行われてきたものであり、それなりに成果と実績があがっています。しかしいずれも対症療法であり、根本的な問題を解決しているというわけではありません。

そんな中、現在注目されている新しい治療のアプローチが、コンドロイチンを使った治療法です。
1990年代後半以降、リウマチや変形性関節症の国際学会でコンドロイチンの治療効果が相次いで報告されていて、ヨーロッパでは既に変形性関節症の治療薬として多くのクリニックで使用されています。
また、アメリカにおいても栄養補助剤として、リウマチの専門医を含めた多くの医師が採用するなど、コンドロイチンは世界でその効果が認められつつあります。

今後は、従来の治療法にコンドロイチンを組み合わせた治療法がスタンダードになることも期待されていて、世界各国で活発に研究が進められています。