月別アーカイブ: 2019年8月

症状を抑える事と治す事の違い・・・

今病院にかかってお薬を処方されて服用されている患者さんのほとんどは、症状が
取れたり、検査数値が下がったりすることで「治ってしまった~!」って思っている方が
多いかと思います・・・。果たしてそうでしょうか???イヤイヤ・・・本来は「お薬」なんて
要らないはず・・・。そもそもそんな強い化学的な薬品で人間の身体の具合を操作しよう
なんて間違っていると思います。「薬品」には主作用以外に副作用ってのが付きまとう
わけで、主作用で症状が楽になったり、数値が良くなったりしても多かれ少なかれ必ず
副作用が出て来ます・・・。今度はその副作用を抑えるためにまた違う薬品を投薬されて
益々お薬が増えていくわけです・・・これが薬漬け医療の実態・・・。
症状を抑えたり、数値を下げるためだけに化学薬品を飲み続ける危険性をもっと認識
して、「なぜ症状が出てるか?」「なぜ数値が上がっているか?」原因を追求して基本と
なる「食事」「運動」などの生活習慣改善無くしての投薬は意味がありませんし、永遠に
薬を飲み続け治らない事になってしまうわけです。(>_<)

この時期の体調維持について考えてみる・・・。

店頭でのご相談で、この時期夏場は「胃腸症状」を訴えての相談事項が多いです。
冷たい物の摂り過ぎ、身体の冷やし過ぎ、食べ過ぎ等からくる「食欲不振」「下痢」
「吐き気」「胃もたれ」「逆流性の炎症」胃腸が疲弊して何も受け付けない症状がほ
とんどです。病院にかかると最近は症状を取り去る効き目の高い薬がいっぱい出て
ますので、飲むことで症状は取れてしまうかもしれません。でも、胃腸が弱っている
状態で食べて胃腸を働かせながら薬で症状だけぼやかしてしまう対処法が正しい
のでしょうか???その薬にも慣れてしまって効き目も無くなり、また新たな薬が
追加される可能性だってあるんです。店頭やお便りで何度もお伝えしていますが、
薬なんて本来無い方がいいに決まっています。点滴ならダイレクトに、口から入れ
た物は胃腸で消化、吸収され肝臓や腎臓に影響を及ぼす可能性があるわけです
から、ある症状に対して良かれと思って飲んだ薬が、違う所で悪さをして身体に害
を与えるかもしれないという事を認識して口に入れないとダメだと思います。
だったら胃腸に出ている症状どうしたらええねん???ってなるわけですが、答え
は簡単・・・食べない事!!!「食べんといたらよろしいやん!」ってアドバイスする
とほとんどの方が、「倒れるやん!」「しんどいやん!」「痩せるやん!」っておっしゃ
る訳ですが、胃腸が悲鳴を上げて症状が出ているのにまだこれ以上に弱らせます?
って事になるわけです・・・。「根腐れ」って言葉ご存知だとは思いますが、草木も
肥料や水をいっぱい与えすぎると幹や葉っぱが枯れたりします。それと同じ事が
人間にも起きている状態・・・普段から胃腸を休ませる意識を持つ事が病気の予防
や治癒に繋がるわけです・・・。